当社では、調理麺・軽食・惣菜など、お客様のニーズに合わせた様々な商品をコンビニエンスストア向けに開発・製造しています。
当社では、変化し続けるお客様のニーズや世の中のトレンドを捉え、常にお客様にご満足いただける商品をお届けするために、日々新しい商品の開発に取り組んでいます。
商品開発の流れ
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1. 市場調査
開発担当者が様々な場所に実際に出向いて収集した生の情報を分析することで、常に変化するお客様のニーズを捉えた新商品を数多く生み出しています。
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2. 商品企画・設計
市場調査などから得た情報をもとに、トレンドや地域性なども考慮しながら具体的な商品コンセプトや仕様を考案し、新商品のアイディアを形にしていきます。
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3. 試作
企画した商品を実際に試作します。配合や製法を少しずつ変えながら試行錯誤を繰り返していくことで、完成度を高めていきます。
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4. ラインテスト
試作した製品が安定的に製造できるか実際の製造ラインを使って確認し、必要に応じて製造工程を改善します。またラインテスト品の保存試験も行います。
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5. プレゼン
安定的に製造できることが確認できたら、取引先に新商品の提案を行います。実際に試作品を試食していただき、要望に応じて改良試作も行います。
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6. 商品仕様書の作成
新商品が採用されると、製造ラインへの導入に向けて商品仕様書を作成します。製造現場と仕様書を共有することで、品質の維持を図ります。
当日の納品数や出荷時間に合わせて作業工程表を作成し、効率よく製造しています。それによって新鮮な製品をお客様にお届けするとともに、安定した品質を保っています。
製造の流れ(調理麺)
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1. 作業工程表の作成
安定的かつ効率的に製造を行うため、取引先からの受注をもとに毎日新しく作業工程表を作成し、すべての従業員に共有しています。
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2. 製麺工程
小麦粉にでんぷんなどを混ぜ合わせ、生地を作ります。その生地を徐々に薄く延ばすことでコシを出し、決まった規格の細さに麺を切り出します。
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3. 茹で・蒸し工程
切り出した生の麺を、種類に応じて茹で機や蒸し機に通して調理し、その後冷却機で冷却します。
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4. 具材の準備
具材となる野菜のカット・肉の加熱などの調理を行い、効率的に盛り付け作業ができるよう下準備をします。
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5. トッピング
調理した麺を容器に入れてつゆをセットし、具材を盛り付けます。最後に包装してラベルを貼って、完成です。
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6. 仕分け・配送
各店舗別に受注した商品を仕分けした後、納品時間を厳守して配送センターへと出荷します。
お客様に安心して商品を召し上がっていただくために、原材料の入荷から製造・出荷までの全ての工程において、徹底した衛生・品質管理体制を構築しています。
安全・安心のための取り組み
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従業員の衛生管理 1
製造現場に入る前に全従業員の体温を測定し、健康状態を確認しています。また、同時に両手の爪の長さや傷の有無もチェックしています。
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従業員の衛生管理 2
さらに、静電気を除去する除電のれんやエアーシャワー・粘着ローラーなどで作業着に付着したごみや毛髪などの異物を除去します。入念に手洗いを行った後、衛生管理担当者による最終チェックを受けてから入場します。
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細菌検査
定期的に製造ラインから製品を抜き取り、所定の温度条件にて一定期間保存した後に細菌検査を実施し、製品の安全性を確認しています。
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拭き取り検査
定期的に製造現場で使用している器具の拭き取り検査を行うことで、正しく清掃・消毒できているかを確認し、常に衛生的な環境を維持しています。
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原材料の安全性管理
製品に使用するすべての原材料の生産情報・流通経路などを確認することで、安全性の確保に努めています。